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新入社員が有給ないのに休む時どうする?信頼を失わないマナーと対応

体調不良で自宅のソファーに座り、辛そうな表情を浮かべる女性

新入社員として働き始めたばかりの時期に、体調を崩したり、どうしても休まなければならない用事ができたりすることもあるでしょう。

しかし、有給がないのに休むことに対して、「会社にどう思われるだろう」「評価や印象が悪くなるのでは」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、新入社員が有給なしで休む時に知っておくべき知識から、周りからの信頼を失わずに休むためのマナーと対応まで、実践的なノウハウをわかりやすく解説します。

記事のポイント
  • 有給がない時期に会社を休む際の基本ルールがわかる
  • 欠勤時における会社や上司の評価について理解が深まる
  • 人間関係を良好に保ちながらコミュニケーションを見直すヒントが得られる
  • 休むことへの罪悪感との向き合い方や心構えが明確になる

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目次

新入社員が有給ないのに休む?その前に知っておくべきこと

  • 有給がなくても休める?結論と注意点
  • 有給休暇はいつから付与される?基本ルールを理解しよう
  • 仕事を休む時のマナーと連絡方法
  • 休むことに関する会社や上司の評価
  • 会社への印象を悪くしない伝え方

有給がなくても休める?結論と注意点

有給休暇がない状態で会社を休むことについて考える、不安そうな表情の新入社員

結論からお伝えすると、有給がなくても会社を休むことは可能です。ただし、いくつか注意すべき点があります。

有給休暇は、「労働者の心身のリフレッシュ」を目的として労働基準法で定められています。そのため、まだ有給が付与されていない新入社員が休む場合は、欠勤として扱われます。

欠勤となると、就業規則に則ってその日の賃金が支払われなかったり、皆勤手当などが支給されなかったりする可能性があります。なお、無断で欠勤すると、懲戒処分の対象となることもあるため、会社には事前に連絡を入れるようにしましょう。

また、会社によっては、病気や慶弔などの際に取得できる特別休暇を設けていることがあるため、まずは就業規則を確認してみると良いでしょう。

有給がない時期に休む必要が出た場合の判断フローチャート。就業規則の確認から特別休暇の有無による分岐、欠勤時の連絡・引き継ぎ・復帰後フォローまでの流れを示す図
有給がない時期に休む場合の判断フロー

有給がなくても会社を休むことは可能です。ただし、会社には事前に連絡を入れるようにしましょう。また、特別休暇の有無も事前に確認しておきましょう。

有給休暇はいつから付与される?基本ルールを理解しよう

カレンダーで有給休暇の付与日を確認する様子

有給休暇(正式名称は年次有給休暇)は、労働者の権利として労働基準法に定められています。

厚生労働省の働き方・休み方改善ポータルサイトによると、入社から6ヶ月が経過した時点で、所定の出勤率を満たした労働者に対して10日間の有給休暇が付与されることになっています。(出典:年次有給休暇とは|厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」, 最終閲覧: 2026-03-23)

このため、入社後6ヶ月未満の期間は、有給休暇を取得できません。入社してすぐに休む必要がある場合は、「欠勤」として扱うことになります。

仕事を休む時のマナーと連絡方法

自宅のソファでスマートフォンを使い、会社に欠勤連絡をしている新入社員

仕事を休む際の連絡は、会社からの信頼に関わる重要な行動です。特に新入社員の場合、今後の印象を左右する可能性があるため、適切にマナーを守ることが大切です。

基本的には、始業時間前に上司へ電話で直接伝えるのが望ましい方法といえます。早朝で連絡がつきにくい場合は、メールやチャットで簡単な報告を入れ、後ほどあらためて電話をかけるのが丁寧です。

また、会社や部署によっては独自の連絡ルールが定められていることもあるため、日頃から就業規則や上司に確認しておくと安心です。

欠勤連絡の手順を4ステップで示すステップ図。始業前に上司へ電話、休む理由を簡潔に伝える、業務の引き継ぎを共有、復帰予定日を伝えるという流れと、電話がつながらない場合の補足ルートを示す図
欠勤連絡の手順ステップ
スクロールできます
項目伝えるべき内容
誰が休むのか自分の名前と所属部署を明確に伝える
いつ休むのか本日休むこと、可能であれば復帰予定日も伝える
なぜ休むのか簡単な理由(例:体調不良)を伝える
仕事の状況担当している業務の進捗や、引き継ぎ事項を伝える
仕事を休む時に伝えるべきこと

なお、上司とどうしても連絡が取れない場合を除き、他の社員に任せて伝えるのは避けましょう。直接自分で連絡することで誠意が伝わり、会社との信頼関係を築く第一歩となります。

休むことに関する会社や上司の評価

厳しい表情の上司から評価を受ける新入社員

新入社員で有給がないのに休むことについて、上司や会社からの評価が下がるのではないかと心配する人は多いでしょう。しかし、正当な理由で、かつ適切なマナーを守って休むのであれば、長期的な評価に直結することは少ないと考えられます。

多くの企業は、社員の健康管理も仕事の一部だと認識しています。体調が悪いまま無理に出社し、周りに感染を広げたり、業務効率を下げてしまったりする方が、かえって会社に迷惑をかけることになります。

評価されるのは、休むという事実そのものではなく、休むに至った背景やその後の対応です。休む際の連絡が丁寧だったか、休んだ間の業務をスムーズに引き継げたか、復帰後に誠意のある対応ができたかといった、一連の勤務態度全体が評価対象となります。

スクロールできます
対応の場面信頼につながりやすい対応 印象を損ないやすい対応
欠勤の連絡始業前に上司へ電話で直接連絡する無断で欠勤する、または連絡が遅れる
休む理由の伝え方理由を簡潔かつ明確に伝える理由があいまいで説明が不足している
業務の引き継ぎ進捗状況や引き継ぎ事項を共有する引き継ぎなしで休む
復帰後の対応上司・同僚に挨拶し、業務に速やかに戻るフォローや挨拶がない
欠勤時の対応が印象に与える影響

誠意のある対応は、結果的に上司や会社からの信頼につながりやすいと言えます。

会社への印象を悪くしない伝え方

上司と握手をして、誠実な印象を与えている新入社員

仕事を休む連絡は、電話で簡潔に伝えることが基本です。しかし、ただ「休みます」と伝えるだけでは、相手に与える印象が良くない場合があります。

印象を悪くしないための伝え方のポイント
謝意を伝える

お休みをいただくことへの謝罪の言葉を伝える

感謝を伝える

ご迷惑をおかけすることへの感謝の気持ちを伝える

簡潔に伝える

相手の時間を奪わないよう、用件は簡潔にまとめる

復帰後のフォローを約束する

復帰後にしっかりと業務をこなす意思を示す

復帰後も、直接上司や同僚に挨拶し、感謝の言葉を伝えることで、休んだことによる「気まずさ」も和らげることができます。

このような休暇連絡のマナーのほか、社会人に求められるビジネスマナーに不安がある方には、浅井真紀子氏監修の「これ1冊でOK! 社会人のための基本のビジネスマナー」(出版社:ナツメ社)が参考になります。

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本書は、GoodマナーとBadマナーをイラストで対比しながら解説しており、正しい振る舞いが視覚的にわかる構成になっています。


信頼を失わないためのマナーと正しい対応

  • 信頼関係を築くための連絡タイミングと伝え方
  • 休んだ後も印象を回復させるフォローアップ
  • 休むことへの罪悪感との向き合い方
  • 新入社員として休むことの正しい捉え方
  • 賢く乗り切るための心構え

信頼関係を築くための連絡タイミングと伝え方

笑顔で話し合い、信頼関係を築いている上司と新入社員

先ほど紹介した連絡の基本マナーを踏まえた上で、ここでは信頼関係を損なわないためのポイントを解説します。

欠勤が原因で人間関係のトラブルに発展することを防ぐためには、連絡のタイミングと伝え方が非常に重要です。特に新入社員は、入社直後のため、連絡一つで今後の信頼関係に影響する可能性があります。

まず、体調不良で休む場合は、できるだけ早く連絡することが大切です。始業時間ギリギリや、始業時間を過ぎてからの連絡は、周りの社員に迷惑をかけてしまいます。また、連絡時には、業務の進捗状況や、誰に引き継ぎをすれば良いかを簡潔に伝えましょう。

これにより、チーム全体の業務がスムーズに進み、あなたが不在でも会社に貢献しているという姿勢を示すことができます。

迷ったときは、上司や会社の担当者へ状況を正直に連絡することが大切です。

休んだ後も印象を回復させるフォローアップ

休んだ後も笑顔で上司に書類を提出し、印象を回復させている新入社員

仕事を休んだ後のフォローアップは、あなたの印象を回復させ、今後の信頼を築く上で欠かせません。復帰初日は、まず出社した際に、上司や周りの同僚に直接挨拶し、改めて謝意と感謝の言葉を伝えましょう。

次に、自分が休んでいる間に進んだ業務内容を素早くキャッチアップすることが重要です。

  • 休んでいる間の連絡をチェックする
  • 会議の議事録や資料を確認する
  • 自分がいなかった間の業務の進捗を同僚に聞く
  • 未完了の業務を優先的に進める

このように、積極的に業務に戻る姿勢を見せることで、休んだことへの誠意が伝わり、周りからの印象も回復していきます。

復帰日にやるべきことを時系列で示すタイムライン図。出社直後の挨拶・謝意、午前中のメール・議事録確認、午後の未完了業務対応、終業前の上司への進捗報告という4つの行動を時間軸に沿って示す図
復帰日にやるべきことの時系列フロー

休むことへの罪悪感との向き合い方

薄暗い部屋で一人、休むことへの罪悪感に沈んでいる男性

新入社員として入社したばかりの頃は、会社を休むことに対して強い罪悪感を感じるかもしれません。しかし、罪悪感を感じすぎる必要はありません。

そもそも、体調不良など、やむを得ない事情で休むことは、社会人として誰もが経験することです。特に体調が優れない時に無理をして出社することは、仕事のパフォーマンスを低下させるだけでなく、周りの人にまで影響を及ぼす可能性があります。

休むことは、自分の健康を管理し、長期的に安定して働くために必要な行動です。罪悪感を感じるのではなく、「次の仕事で挽回しよう」「しっかり休んで早く回復しよう」という前向きな気持ちに切り替えることが大切です。

なお、体調が悪いのに出勤してくる人が迷惑な理由とリスクについては、「体調悪いのに出勤してくる人が迷惑な理由とリスク5選|心理と対処法」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

新入社員として休むことの正しい捉え方

休むことに対して前向きで、自信に満ちた表情の新入社員

新入社員が休むことは、決して悪いことではありません。むしろ、自分の健康状態を適切に管理し、仕事とプライベートのバランスを取ることは、長期的なキャリア形成において非常に重要な能力と捉えられています。

仕事を休むことの正しい捉え方
健康管理も仕事の一つ

体調を崩した場合は無理をせず、しっかりと休養することがプロフェッショナルな姿勢です。

完璧主義を手放す

すべてを完璧にこなそうとすると、かえって心身に負担がかかります。自分のペースで成長していくことを意識しましょう。

仕事や健康管理に対する考え方を含め、入社1年目に知っておきたい仕事の心構えを更に詳しく知りたい方には、岩瀬大輔氏の「入社1年目の教科書」(出版社:ダイヤモンド社)をお勧めします。

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賢く乗り切るための心構え

落ち着いた表情で先を見据え、賢く困難を乗り越えようとしているビジネスパーソン

新入社員のあなたが、有給がない時期に仕事を休むという経験を賢く乗り切るためには、いくつかの心構えを持つことが重要です。

まず、無理はしないという意識を持つことです。体調不良を我慢して出社しても、仕事のパフォーマンスが落ちるだけでなく、復帰が遅れてしまうこともあります。

次に、一人で抱え込まないことです。休むことへの不安や罪悪感を一人で抱え込まず、信頼できる上司や同僚に相談してみるのも一つの方法です。また、会社の相談窓口や、必要であれば専門の医療機関にも相談を検討することが大切です。


新入社員が有給ないのに休む?マナーと正しい対応のまとめ

新入社員で有給はないのに休む場合でも、適切なマナーと正しい対応をすることで、周囲からの信頼を失うことなく乗り越えることが可能です。

最後に、ここまでのポイントを整理しておきましょう。

  • 有給が付与される前でも体調不良ややむを得ない理由があれば休むことは可能
  • 仕事を休む際は必ず事前に上司へ連絡することが必要
  • 連絡は電話が基本で内容は簡潔に伝えるのがマナー
  • 連絡が取れない場合でも必ず代わりの人を通じて伝えるのではなく自分で連絡する姿勢が大切
  • 就業規則を確認し特別休暇が利用できるかどうかを把握しておくと安心
  • 休む際の連絡は理由や仕事の状況を明確に伝える
  • 休んだ後は進捗の共有や挨拶など誠意あるフォローを行うことが信頼回復につながる
  • 休むこと自体は悪いことではなく健康管理も社会人に求められる大切な責任である
  • 休む経験を通じて無理をしない姿勢や計画的な働き方を学ぶことが将来の成長に役立つ

よくある質問

入社してすぐ、研修期間中に休んでも大丈夫でしょうか?

研修期間中であっても、体調不良などやむを得ない理由であれば休むことは可能です。まずは会社の担当者や上司に早めに連絡しましょう。

有給休暇がなくても、会社を休むことはできますか?

はい、可能です。ただし、欠勤扱いとなるため、就業規則に則り、給与が控除される場合があります。

休んだ後、上司や同僚にどう謝罪すればいいですか?

謝罪の言葉と共に、「ご迷惑をおかけしました」と感謝の気持ちを伝えましょう。具体的な仕事の進捗や、今後の対応を簡潔に報告することも大切です。

体調不良で自宅のソファーに座り、辛そうな表情を浮かべる女性

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